OCI によるコンテナ技術の標準化
Open Container Initiative
(
OCI
) による
コンテナ技術
の標準化
当初、
Docker
は
LXC
(
Linux Container
) の機能を利用していたが、バージョン 0.9 から
libcontainer
という独自ライブラリを利用するように
Linux カーネル
の実装からコンテナ技術が離れることが懸念された
他にも、
CoreOS
や
rkt
といった
Docker
以外の
コンテナ実行エンジン
が現れ、コンテナ実装がベンダーロックインになってしまい、利用者の混乱を招く一因に
これらの統制を図る目的で 2015 年に
Open Container Initiative
(
OCI
) が発足
最初は
Open Container Project
という名前だったが、すぐに
OCI
に名前変更
この設立と同時に、
Docker
から
libcontainer
が寄贈されている (
runC
に名称が変更された)
CoreOS, Inc.
の
appc
も
OCI
に寄贈された
2017 年に、
OCI v1.0
発表
Runtime Specification v1.0
Format Specification v1.0
参考文献
Kubernetes 実践ガイド